AC(交流)
「Alternating Current」の頭文字を取った略称で時間と共に、電気(電圧・電流)が周期的に変化する特徴を持っています。
また、AC(交流)はサイクルが1秒間に変わる回数を周波数(単位はHz:ヘルツ)と言い、東日本では50Hz/西日本では60Hzとなっています。
DC(直流)
「Direct Current」の頭文字を取った略称で時間と共に、電気(電圧・電流)が周期的に変化しない特徴を持っています。
また、DC(直流)はAC(直流)のように周期的な変化が無いためマイナスになることはありません。
IEC
1906年に設立され「International Electrotechnical Commission」の頭文字を取った略称で「国際電気標準会議」によって標準化されています。
IECは、ISOで取り扱っていない電気・電子技術分野の国際規格の策定を行っている国際標準化機関です。
NEMA
1926年に設立され「National Electrical Manufacturers Association」の頭文字を取った略称で「米国電機製造業者協会」によって標準化されています。
NEMAは、米国規格協会(ANSI)の認定を受けており米国規格の開発を行っています。
UPS
「Uninterruptible Power Supply」の頭文字を取った略称で主電源が停電,故障した際の非常用電源として接続されている負荷機器に電源を供給させるための装置になります。
UPSは、無停電電源装置という名称で呼ばれたりもします。
PDU
「Power Distribution Unit」の頭文字を取った略称で各種機器(データセンターであればネットワーク/ストレージ機器など)に配電させるための電源分配装置になります。
PDUは、コンセントバーという名称で呼ばれたりもします。
冗長化
データセンター(サーバーやネットワーク機器など)における冗長化とは機器の故障(障害)が生じたときにシステム全体の稼働を維持し続けられよう予備装置を並列で用意しておくことを言います。
冗長化によって得られる安全性の状況を「冗長性がある」と呼ばれ表現されたりします。
冗長化電源
サーバーやネットワーク機器などに複数の物理電源ユニットを設けることで、片方の電源に故障(障害)が生じても残った電源ユニットで電力の供給を行えることを言います。
抵抗(R)
抵抗とは電気で言うと「電流の通りにくさ、電気の流れを妨げる量」になります。
単位は「Ω:オーム」が用いられ、数字的に大きいほど抵抗が大きくなることを示します。
電圧(V)
電圧は電気の圧になり「電気を送り出すための押し出す力」になります。
単位は「V:ボルト」が用いられ、数字的に大きいほど電圧が大きくなることを示します。
電流(A)
電流は電気の流れになり「電気を移動させる流れる電気の量」になります。
単位は「A:アンペア」が用いられ、数字的に大きいほど電流が大きくなることを示します。