NEMA規格におけるコネクタの番号形態について

NEMA規格におけるコネクタの番号形態について

NEMA 番号形態の例
NEMA 番号形態の例

① コネクタの刃型形状を表します
「L」はLocking(ロッキング)の頭文字で引掛型の刃型形状を表します。
「L」が無くなるとNon-Lockingとなり、平行型の刃型形状を表します。

※ オス/メスのコネクタを嵌合させたあとコネクタを捻るとロックされる構造となっています。
② コネクタの定格電圧を表します
代表的な数字として「5」はAC125V定格を表し、「6」はAC250V定格を表します。

※ 規格上の数字はNon-Lockingの平行型の刃型形状で「1~24」までの番号が規定されておりLockingの引掛型の刃型形状で「1~25」までの番号が規定されています。
③ コネクタの定格電流を表します
「15」は15A定格を表し、「20」「30」「50」「60」までの定格電流が規定されています。

※ 定格電流は最大電流を表しております。(定格電圧も同じ)
④ コネクタの刃型形状を表します
「P」はPlug(プラグ)の頭文字で刃がコネクタ表面から出ている形状になります。
「R」はReceptacle(リセプタクル)の頭文字で刃がコネクタの内部に収納されている形状になります。

※ ①②③の番号形態が同じであれば「P(オス)とR(メス)」コネクタで接続(嵌合)されます。

NEMAコネクタ番号形態別 構成表【Non-Locking 仕様】
NEMAコネクタ番号形態別 構成表【Locking 仕様】